企業選びのポイント 昭和度編

3af7a1cba51a50c28a7308c61209dce1_s.jpg

前回の記事、
企業選びのポイント


資本金編は、
お読み頂けたでしょうか。


企業の
資本金の推移、創業年度から


その企業の体質を分析して、
古い体質が残っているほど、
「昭和度」が高い。


「昭和度」が高いということは、
企業側が、社員を大切にしていない。


社員に快適な職場環境を提供して、
業務効率をアップさせて、
結果として企業の成長になって、
また社員に報酬として還元する。


という図式が無いことだと思います。


企業側(経営側)は、売上げだけを
重視して、業務効率など
お構いなし。


社員が、いなくならなければ、
劣悪環境でも関係なし。


権限は、あればあるほど、乱用して、
義務を怠り、責任を押し付ける。


精神論を振りかざし、
恐怖政治で統制する。


昭和度が高い企業は、
転職先、就業先として、
宜しくないのでは?


という内容でした。


今回は、その「昭和度」
について、もう少し
実例を交えて、
具体的に記載させて頂きます。



まずは、
出勤時間について、
朝何時に、出勤するか。
です。


これも、業種や職種によって、
そもそも違いがあります。


企業によってというより、
業種によって違うと言えます。


建設系や工事系の企業は、
朝8:30とか、8:00とか
早い場合が多いですね。


業種による、合理的な
理由がはっきりしている場合は、


昭和度の判定対象には、
ならないと思います。


私の考えるポイントは、
業種による合理的な理由が
特にない場合を対象として
考えます。


それでは、
求人内容の就業時間を
分析してみましょう。


だいたい、以下のように
なっていると思います。

①8:50
(9:00より少し前)

②9:00

③9:30

④10:00

⑤フレックス


圧倒的多数の企業は、
②の9:00からが多いと思います。


一昔前であれば、
②は当たり前なので、


昭和度に関係ないと思われますが、


近時では、③~⑤がどんどん
増えている傾向にあります。


したがって、、
②の場合は、昭和度が高い


可能性もあるという
ことだと思います。


平たく言うと、
注意が必要ということですね。



③の場合。
これは、通勤ラッシュを
考慮している場合が多いです。


求人内容や面接時の説明でも
謳っている場合があります。


これは、昭和度が低い
ベクトルがはたらいている。
と言えると思います。



④の場合、
明らかに、昭和度は低い。


いや平成度が高い?
古い体質の可能性が
とても低いと思います。



⑤の場合、
鉄板で、古い体質はないでしょう。


昭和度はゼロの可能性が高い。



最後に①の場合、
昭和度の香りが、
充満していると思います。


9:00より少し前というのが、
ポイントです。

そう、
何かイベントがあるんですね。


一番多いのは、朝礼とかミーティング
だと思います。


あとは、
掃除とか、会社が独自に決めた
何か。です。


ここも、合理的な理由が
明確にあれば、昭和度は
一気に下がります。


しかし、合理的な理由が無い場合、
昭和度全開になります。


無駄な朝礼。
さらに、持ち回りで
スピーチをして下さいとか、
社訓の唱和とか、ラジオ体操とか…。


なんて会社もあります。
もちろんスピーチの内容は、
業務に全く関係ないものです。


内容は自由です。
「内容は自由?」
何か意味があるの?


ここで、考えて見て下さい。


ちょっと安めに設定しますが、
社員一人当たりの時給コストを
1,200円と設定しましょう。


会社側の経費という意味です。
実際の給与の換算ではないです。


100人が朝礼を毎朝10分していました。
コストを計算すると、

▼ 1日分
1200円×100人÷6(10分)
=20,000円/日

▼ 1ヶ月分
1200円×100人÷6(10分)×20日(1ヶ月稼働日数)
=400,000円/月

▼ 1年分
1200円×100人÷6(10分)×20日(1ヶ月稼働日数)×12ヶ月(1年)
=4,800,000円/年


年間500万円弱の
人件費がかかりますね。


100人で10分の場合です。


人数や時間が増えれば、
人件費もどんどん増えますね。


そして、その内容は、
「内容自由」のスピーチ。
毎日2万円使って、
みんなのスピーチを聞こう!


優良企業だと思いますか?


社員が働きやすい、
快適な業務環境を用意してくれると
思いますか?


業務効率が上がると思いますか?


年間500万の経費があったら、
社内ポータルサイトを作るとか、
スカイプを導入するとか、
色々な代替手段も選択できると
思います。


社内システム導入案件の時に、
何社か聞いたことがあります。


今時、朝礼してるんですか?


そうすると、

社内で情報共有をする為とか、

社員のモチベーションを高める為とか。

スピーチについては、
プレゼンテーション能力を
高める為とか、

そういう回答がありました。


「内容自由」なスピーチが、
プレゼンテーション能力を
高めるんですかね?


何か違うと私は思いました。


業務上、必要不可欠な
合理的理由がある場合は別として、


そうでは無い場合の朝礼は、
経営側、管理側の自己満足が
最大の理由だと私は思います。


・ちゃんと儀式を毎日行っている。

・マネジメント業務を遂行している。

・管理者の責任を果たしている。

・王様ゲームの王様になって、
 命令ができる。


社内組織が脆弱であるほど、
朝礼に固執する傾向があったような
気がします。


マネジメントが、上手く行かないので、
儀式にすがるしかないんですね。
儀式を行って、みんなで団結しよう!


私が、企業を選ぶ時、
(選べる立場じゃないですけど…)


朝礼の有無と内容は
必ず確認します。


意外と正確な昭和度数が
計測できます。



今回は、求人票の勤務時間体系から、
昭和度数を計るという記事でした。


朝礼がある

→昭和度数が上がる

→優良企業期待値が下がる。


というロジックは、
如何でしたでしょうか。



最後までお読み頂き、
ありがとうございました。